2020年9月 ジョイフルランチ新聞
体内リズムを整えることは生きていくうえでとても大切です。自律神経を整えてさまざまな不調緩和につながります。
体内リズムをしっかり整え、健康的に過ごしましょう!
体内では、朝と夜で真逆の反応が起こっています。(↓)
体内リズムが整っていると、代謝が上がって太りにくくなったりホルモン分泌も安定してきます。しかし生活習慣が乱れ体内リズムが乱れると代謝悪化や免疫低下、睡眠の質の低下等様々な悪影響が出てきます。
体内リズムに関係するホルモンとしては次のものがあります。
・メラトニン
血圧や脈拍を下げ、睡眠を安定させる作用と体内リズムを調整する働きがあるホルモンです。
メラトニンはセロトニンというホルモンが変化したもので、セロトニンはトリプトファン(アミノ酸の一種)やビタミンB6から作られます。
朝、目が覚めたら日光を浴びることでセロトニンが作られ、その後メラトニンに変化します。
トリプトファンは乳製品や高野豆腐、ビタミンB6は赤身魚や脂身の少ない肉類などに豊富です。
・成長ホルモン
身体の成長や皮膚細胞の修復、代謝促進、疲労回復に重要なホルモンで、寝てから3時間ほどの深い睡眠時に多く分泌されます。
成長ホルモンは加齢とともにどんどん分泌量が減少していきます。
減少を抑えるとされている栄養素はアルギニンというアミノ酸で、大豆製品に多く含まれます。
・コルチゾール
炭水化物、脂肪、たんぱく質代謝を制御するホルモンの一種です。
日中の活動に備え分泌が始まることからストレスホルモンとも呼ばれています。
分泌量を減らすことでストレスは改善され、太りにくい体質となりやる気も高まります。
減らすとされている栄養素はビタミンA・ビタミンC・DHAなどで、ホウレン草や青魚に豊富です。
今月10日、30日の弊社お弁当には青魚を使用したメニューが、16日、23日にはほうれん草を使用したメニューがございます。ぜひお試しください!
9月15日は「ひじきの日」...三重県ひじき協同組合が1984年(昭和59年)に制定。
昔から「ひじきを食べると長生きをする」と言われていることから、当時の「敬老の日」であった9月15日に制定されました。ひじきは健康食・長寿食として親しまれています。
これからの高齢化社会に向け、単に寿命が延びるだけでなく、健康に長生きしていくことが大切である、との考えから「ひじきをもっと食べて健康に長生きしてほしい」との願いが込められています。
旬の食材
旬の食材:とんぶり、さつまいも、里芋、無花果、かぼす、梨、ぶどう、海老、銀鱈海老は三大栄養素中でたんぱく質が全体重量の約2割を占め、炭水化物と脂質は1%未満とかなり低いです。
カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル類、ビタミンEが比較的多く含まれています。
(ただし痛風の原因、尿酸を増やすプリン体を多く含むので尿酸値の高い方は注意が必要です。)
タウリン:
血中コレステロールを抑えて動脈硬化を予防する働きがあるとともに、肝機能強化や眼精疲労の緩和に力を発揮します。
アスタキサンチン:
天然色素成分で、活性酸素を抑制・除去する働きを持っている抗酸化物質の一つであり、カロテノイド類の中で最も高いと言われるほど強力な抗酸化作用を持つといわれています。
この優れた抗酸化作用によって、生活習慣病の予防に有効とされています。
うま味成分として知られているグルタミン酸も肝臓以外の部分でアンモニアと結合して無毒化する性質があり、ぼんやり感や集中力低下など脳に起因する疲労感の軽減に効果が期待されていますよ。
今月10日、15日、25日の弊社お弁当には海老を使用したメニューがございます。ぜひお試しください!
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